本日の一作:机上の空論 | Tana



本日の一作:机上の空論


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机上の空論

特に何にも詳しくない人間が好きな物を語る 第六回

特に何にも詳しくない人間が好きな物を語る、もこれで六回目になりました。

先週のサラウンドライブについては個人的に少し方向性が違うかなと思ったので、別記事扱いにしました。

3Dプリンタを使って何か遊べないかなぁとほんのり思っているイズミです。

今回はまた好きな映画について語らせて頂きます。

2003年公開のJam Films 2の中から一作紹介させて頂きます。

 

好きな映画編 第三回

小島淳二 『机上の空論2003

 

 

作品情報

『Jam Films』は、ショートフィルムを集めた日本映画のオムニバスシリーズ。

現在までに『Jam Films』、『Jam Films 2』、『Jam Films S』の3本が公開されている。

セガ、アミューズなどを中心に製作された。

『机上の空論』は『Jam Films 2』の中で公開された作品。

監督は小島淳二、脚本はラーメンズ小林賢太郎。


あらすじ

世の日本人男性に向けて、真の愛を掴むその成就法を教訓編と実践編で分析、解説していく。

 

監督 小島淳二情報

1966年生まれ。

佐賀県出身の映像作家。映像制作会社teevee graphics代表。文教大学教育学部美術科卒。

ACIDMANやキリンジなど、多くのミュージックビデオを手がける。

こじまさん

 

脚本 小林賢太郎情報

1973年生まれ。

日本の芸人。コメディアン、俳優、劇作家、パフォーミングアーティスト、演出家、漫画家。

片桐仁と共にコントユニット・ラーメンズとして活動。

また、小島淳二との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」、升野英知(バカリズム)との大喜利ユニット「大喜利猿」としての活動、田中知之(Fantastic Plastic Machine)との音楽ユニット「SymmetryS」、ソロコント公演「POTSUNEN」も行っている。

2002年には自ら脚本・演出をつとめる演劇プロジェクトである小林賢太郎プロデュース公演(KKP)を立ち上げた。

漫画家としては「ヤングマガジンアッパーズ」に『鼻兎』を連載していた。

非常に多才なお方です。

こばやしさん

 

机上の空論の魅力

小林さんの情報でも触れたようにお二人は「NAMIKIBASHI」というユニットを組んでいます、

その中で『THE JAPANESE TRADITION 〜日本の形〜』というシリーズを製作していました。

日本の形

こちらは日本の伝統を面白おかしく表現した映像作品であり、基本的にストーリーの様な物はありません。

机上の空論は、この『日本の形』を『Jam Films 2』に合わせて作った物なのですが、教訓編と実践編に別れています。

教訓編は通常の『日本の形』と然程変わらないスタイルとなっているのですが、実践編はストーリー仕立てになっています。

 

机上の空論の魅力という見出しにしておきながら、小林さんの、あるいはラーメンズの魅力、になってしまうのですが、

小林さんは「爆笑だけがおもしろいわけじゃない」として、お笑いユニットのラーメンズとしてコントをするときも、

ただ笑えるのではなく、ちょっと考えてしまう様な面白さを取り入れています。

この机上の空論の中にもそういった小林さんの姿勢が強く出ていて、ただただ笑える所と、少し考えてしまう様な所が絶妙なバランスで混ざっていて、そして最後には、ああなんか良い話だったなぁと後味の悪さがなく見終わる事が出来る。

30分程の作品ですが、この枠の中に、人が面白いと感じる要素がぎしっとつまっている様な気がしました。

 

前半の教訓部分

当然、後半のドラマ仕立てになっている部分と合わせてひとつの作品なのですが、前半の『日本の形』部分が良く出来ています。

日本の文化を紹介する様な作りになっているのですが、事実とは違った事を、さも事実であるかのように紹介していきます。

 

構造説明

とてもシンプルな作りになっているだけに、構造がわかりやすく。

ひとつひとつの笑いがすごく考えられているのだなと感じます。

 

小林賢太郎という人物

小林さんの演技は、もともとコントや舞台を中心に活動している方だからかもしれませんが、

映画を見慣れている方が彼の映像作品での演技を見ると違和感を感じる場合があるみたいです。

僕も短編映画の「短篇キネマ 百色眼鏡」での演技を見たときは少し違和感があったのですが、

この作品に関してはこの演技がハマっていた様な気がします。

小林さん1人ではなく、片桐さんも出演していて、「ラーメンズ」として出ていたため、2人の普段のコントの空気感に近かったのかなという気もします。

 

小林賢太郎さんは本当に多方面で活躍していて、僕が尊敬している方の1人です。この記事で少しでも興味を持ったら、是非机上の空論を見て頂きたいです。そしてそれをきっかけに、彼のコントや舞台等にも興味を持って頂けたら、と思います。

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